日本土壌肥料学会(9月3日〜9月5日 於:福岡国際会議場)「鉄栄養」研究発表の課題
日本土壌肥料学会(9月3日〜9月5日 於:福岡国際会議場)における「鉄栄養研究発表の課題」をプログラムから拾ってみた。但し、筆頭と末尾の発表者の名前のみを記している。
水田土壌中の低結晶性鉄鉱物を区別して定量するやための逐次抽出法
佐藤咲良:::妹尾啓史
水田土壌におけるメタン生成抑制と窒素固定増強効果の高い鉄資材の選抜
岡内勇磨:::::妹尾啓史
OsbHLH064転写因子はOsHRZユビキチンリガーゼによる分解制御を受けてイネの細胞内の鉄恒常性に関与する
新川はるか:::小林高範
アルカリ環境はイネの鉄吸収機構・輸送の機構を阻害するか
岡村幸輝:::鈴木敦登
鉄欠乏応答制御因子HRZのゲノム編集と鉄キレート材PDMAの施用によるイネの鉄欠乏改善
小林高範::::::鈴木基史
タルホコムギの多様性導入による乾燥地の塩類集積土壌で生育可能なパンコムギの創生 第2報
野副朋子::::::::::辻本 壽
国内外稲品種の鉄欠乏葉における光合成鉄利用効率とその品種間差
樋口恭子::::斎藤彰宏
ムギネ酸類誘導体(PDMA)の非イネ科植物への鉄供給効果・特性評価
細田健介・鈴木基史・上野大勢
大麦鉄欠乏耐性品種[Sarab 1]のチラコイド膜から得られた、鉄を多く含む高比重画分の解析
中野 快::::樋口恭子
出穂期を早めた秋田県内向け鉄・亜鉛栄養価の高いイネの育種 第3報
―交配F5世代の栽培特性と元素の分析結果―
伊東 愛::::::::増田寛志
根圏のH2O2・鉄・有機物を制御して環境修復・地球温暖化阻止・有機物利用を進める
我妻忠雄:::::::本間 幸
窒素固定活性上昇のために水田に散布した鉄資材の効果を高める稲わらすき込み時期
大峡広智::::妹尾啓史
鉄資材の施用が水田土壌の無機態窒素及び水稲生育に与える影響
笠原拓己・山下耕生
リン酸過剰障害が疑われるセルリーに対する塩化第二鉄の施用効果
高沢ゆい子・藤井はるか
肥料中の鉄全量の分析方法の開発
松尾信吾
稲わら性鉄利用による温室効果ガスの削減(好き込み量を変化させた場合のGHG削減効果)
関屋政洋・小林一暁・吉野博之
植物のニッケル過剰症と鉄栄養との関係
中西啓仁・水野隆文