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-植物鉄栄養研究会-


NPO法人
19生都営法特第463号
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高橋尚子さんマラソン現役時代の食事:ヒジキとレバー

Date: 2023-02-18 (Sat)

――普段、どのような食事を摂られていますか?

しっかりと食べて回復しないと、翌日から満足のいく練習ができないので、食事はランニングを継続するうえでとても重要です。
現役時代は基本的に朝と夜の2食で、間食に食パンやおにぎりを1〜2個食べる程度でしたが、活動量が一般の方と比べて多いだけに、一度に食べる量もかなり多く、貧血対策としてひじきやレバーを毎食のように食べましたし、疲労回復のためにタンパク質を補給すべく、納豆も毎日4パック食べていました。食事の始めにメカブを食べることで、ねばりで胃腸を守ってくれる感覚があり、習慣にしていましたね。

現在は野菜や汁物中心の食事になり、自分で皮から肉まんを作り、それを朝ごはんとして食べることも多いです。現役時代と比較すると食べる量は減りましたが、長い距離を走る前はエネルギーとなる炭水化物を多めに摂る、走った後は回復のためにタンパク質を摂取するというように、走ることと食事を効率よくリンクさせるようにしています。

ランニングにとって食べることは本当に重要で、間違った食生活を続けると、生理不順や骨粗しょう症の原因となることもあります。



取材・文/南井正弘 写真/AFLO からの抜粋