WINEP

-植物鉄栄養研究会-


NPO法人
19生都営法特第463号
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巨人、選手が摂取のサプリから微量の禁止成分検出と発表

Date: 2019-09-26 (Thu)

  以下の報道が巨人軍からなされている。今期の巨人軍セリーグ優勝が決まった後でのタイミングで、意図的に時期をずらした発表であると思われる。
 
  このサプリは、今年6月以降の発売であるから、選手の中ではこのサプリの「元気が出る」有効性について、なんとなく口づてに広まっていたのではないだろうか。このサプリに混入している筋肉増強作用のおかげで、巨人軍は好成績を残したのかもしれない。

  ドーピング検査で検出限界以下といっても、常習していれば体内で働かないわけではないので、効果がなかったという言い訳にはならない。

  鉄剤サプリとして「アイアンSP」と称して、こんなものを添加して、鉄の効果がある、なんていう宣伝をされると、人々に対して「鉄」の生体内効果に対する誤解を生みかねない。植物の鉄栄養研究者として、きわめて不快である。(森敏)
  
  
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巨人、選手が摂取のサプリから微量の禁止成分検出と発表
2019.9.25. 朝日新聞朝刊

プロ野球・巨人は25日、オフィシャルサプライヤー契約を結ぶスポーツ関連企業のドーム社から提供を受けているサプリメント1製品について、世界反ドーピング機関(WADA)指定の禁止物質3種類の成分が検出されたと同社から報告を受けたと発表した。検出量は微量で、ドーピング検査で陽性反応が出る可能性は極めて低いとの説明を受けたという。
 ドーム社の発表によると、禁止物質成分が検出されたのは鉄分などを補給するサプリメントで、6月に発売した「アイアンSP」。本来製品には含まれていない筋肉増強作用がある成分が検出されたという。同社は製品を回収し、混入した原因を調べる。また、ドーピング検査を受ける可能性があるアスリートに対し、今後の摂取を控えるように呼びかけている。
 球団が選手に聞き取り調査をしたところ、複数選手がこのサプリメントを摂取した記憶があると回答した。球団は今後専門機関に調査を依頼し、選手の体への影響について調べる方針という。

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提供サプリから禁止物質 陽性の可能性低いと巨人
2019.9.25. 産経新聞

 プロ野球巨人は25日、公式契約を結ぶドーム社の提供を受けたサプリメントから禁止物質が検出されたと発表した。複数の選手が摂取したが、極めて微量のためドーピング検査で陽性反応が出る可能性は低いとしている。
 ドーム社によると、反ドーピングの国際認証を得るために、6月に発売した鉄分補給用のサプリメント「アイアンSP」の分析を英国の機関に依頼し、筋肉増強作用のある物質が3種類見つかった。本来は製品に含まれない物質で、製造を委託している工場が以前につくっていた製品の成分が混入した可能性があるという。既に2千個が市場に流通したが、同社が回収を進めている。
 日本野球機構(NPB)は25日に巨人から報告を受け、今後実態調査を進める。今季はオリックスのメネセス、広島のバティスタがドーピング違反で出場停止処分を受けたが、現時点で3件目の陽性反応は出ていない。巨人以外の球団にもドーム社と個人契約を結んでいる選手がいるため、12球団と情報を共有し注意喚起した。